2010年04月21日

安藤前知事、二審も実刑=宮崎談合・汚職事件−福岡高裁支部(時事通信)

 宮崎県発注の測量設計業務をめぐる官製談合・汚職事件で、事前収賄と第三者供賄、競売入札妨害の罪に問われた前知事安藤忠恕被告(69)の控訴審判決公判が15日、福岡高裁宮崎支部であり、榎本巧裁判長は、懲役3年6月、追徴金2000万円の実刑とした一審宮崎地裁判決を支持、被告側控訴を棄却した。
 安藤被告は持病で入院中のため出廷しなかった。 

【関連ニュース】
安藤前知事に控訴審判決へ=宮崎談合・汚職事件
談合で4社指名停止=国交省
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2010年04月17日

地方選から見える「中央」(産経新聞)

 【from Editor】3月末で終わった「平成の大合併」。全国の市町村は平成11年3月末の3232から1727と半数近くに減った半面、市の数は670から786に増えた。合併の狙いが自治体の規模を拡大し、地方分権の受け皿づくりにあったことを思えば期待通りだが、合併の多くが年度末に行われた結果、毎年4月はちょっとした市長選ラッシュになっている。

 昨年は、旧合併特例法の期限切れで駆け込み合併が多かった17年3月末から4年後にあたり、4月に79市長選が集中した。今年も4日投開票された名張(三重)、宇土(熊本)両市を皮切りに59市長選が予定されている。

 地方選は地域の課題が争点になり、各候補も政党色を薄めがちだ。山田宏東京都杉並区長や中田宏前横浜市長のように、地方からの国政関与を模索する動きが強まっているとはいえ、地方選の結果を国政と短絡的につなげるのは無理がある。

 それでも2月の長崎県知事選で与党推薦候補が敗れた際、鳩山由紀夫首相が「国政の影響があったことは否めない。政治とカネの問題の影響を受けたというべきだ」と語ったように、まったく無視するわけにもいかない。

 民主党推薦候補は、長崎県知事選、東京都町田市長選で敗れた2月21日以降、石垣(沖縄)、久慈(岩手)、戸田(埼玉)、木更津(千葉)と負け続け、ようやく宇土市長選で、新人が4選を目指した現職を破って初当選した。

 小沢一郎幹事長の影響力が強い久慈、与野党対決だった石垣、木更津での敗北は、政権が迷走し、支持率低下が止まらない民主党の苦境をうかがわせる。与野党対決となっている11日投票の鳥取をはじめ、民主、社民推薦の新人が現職に挑む日光(栃木)、みんなの党が推薦候補を擁立した多摩(東京)など、今後も各党の力が問われる地方選は少なくない。

 一方、選挙をにらんで首長と議会が駆け引きを繰り広げる自治体もある。橋下徹大阪府知事は大阪(伊丹)空港廃港や府市再編を旗印に、来春の統一地方選で議会勢力の拡大を目指し、市議報酬と定数の半減を盛り込んだ条例案が否決された河村たかし名古屋市長は、住民直接請求による市議会解散へ動き出した。

 投開票後、総合面の隅に掲載される「選挙」欄。参院選が近づく中、得票数の裏にある意味を探り、一般記事につながるネタを拾い上げていきたい。(大阪総合編集部長 近藤真史)

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2010年04月13日

末梢血移植、非血縁者間も=ドナー負担軽く−骨髄財団方針(時事通信)

 健康な人の血液に含まれる造血幹細胞を白血病患者に移植する「末梢(まっしょう)血移植」について、骨髄移植推進財団は8日までに、現在の血縁者間から非血縁者間に拡大する方針を固めた。既に厚生労働省に計画を提出しており、承認されれば10月から段階的に開始する。
 末梢血移植は、全身麻酔をかけて骨盤から骨髄を採取する骨髄移植よりも提供者(ドナー)の負担が軽く、海外では一般的。国内では2002年、幹細胞を増やす薬を投与されたドナーが急性骨髄性白血病を発症して死亡したため、薬の安全性に懸念が生じ、血縁者間に限定している。
 その後、厚労省研究班などが血縁者間移植のドナーを追跡調査し、データを収集。この結果、薬と死亡との因果関係はないと結論付けられた。
 計画では、初年度は5〜10施設に限定した上、過去に提供経験のあるドナーに限って実施。年内に1、2件程度を想定している。来年は15〜20件程度、5年後以降は約160施設で現在の骨髄移植並みの年間1200件程度の移植を目指す。 

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